集計行を活用しよう -RaySheet活用Tips

RaySheetには、一覧上で集計結果を表示できる集計行という機能があります。
グラフを作成することなくレコードを跨いだ集計が一覧上で行えるので、活用されている方も多い機能です。
具体的な例を挙げると、 商談件数のカウントや商談金額の合計値の計算を一覧上で行うことができます。

RaySheetの集計行でできること

集計行では、これらの関数を利用して計算が行えます。

・AVERAGE ・COUNT ・COUNT_DISTINCT ・SUM ・MAX ・MIN

関連オブジェクトのレコードを集計

RaySheetでは、親子関係のあるオブジェクトのレコードを「関連オブジェクト」という機能を使って同じ画面上に表示することができます。(取引先と商談、取引先とケース など)

集計行は、この関連オブジェクトに対しても使うことができるので、こんな使い方もできます。

・取引先と商談を見ながら、商談数や商談金額の合計を確認する

検索パネルと組み合わせて集計条件をプラス!小計も計算できる

先ほど、集計行で使える関数をご紹介しました。集計行に関してよく聞かれるのは「SUMIF関数で計計算したい」という声です。

商談管理で例を挙げると、「クローズ案件の合計金額をしりたい」「特定の会社の商談金額合計だけ知りたい」などといったように、全レコードを集計対象とするのではなく、条件をつけた形で集計するイメージです。

集計行で使える関数にSUMIFは含まれないのですが、一工夫することで同様の集計ができるのでご紹介します。

検索パネルでレコードを絞り込むと、集計行に表示される集計結果も変化します。

活用する上でのポイント

集計行で集計できるレコード

集計行を使って集計できるのは、RaySheet で扱う全レコードです。たとえば、オブジェクトにレコードが200件登録されていて、1ページで扱えるレコード数を100件に設定していたとします。この場合は、200件すべてのレコードが集計対象になります。

利用できる関数とデータ型

列型が数値型、通貨型、パーセント型である場合には、6つすべての関数を利用することができます。その他の列型については、使用できる関数を表にまとめています。
列型と関数

あわせて読みたい ~集計編~

>AppExchangeアプリ「RayKit(レイキット)」

AppExchangeアプリ「RayKit(レイキット)」

RayKitはSalesforceの入力に関する操作性や機能を拡張する製品です。ブログではSalesforceの活用の幅を広げたい方やExcelライクにSalesforceをされたい方に役立つさまざまな情報をお届けします。

CTR IMG